番 348

1 「小島さん、次はあなたの番ですよ」
  「もう私の番が回って来たんですか」

2 高田馬場へいらっしゃるんですか。じゃ、三番線の電車ですね。

3 そんな事をしたら、どろぼうにお金の番をしてもらうのと同じです。

4 「三番地は、どのへんでしょうか」
  「すみません、私もよく分からないんです。
   向こうに交番が見えますね。あそこでおまわりさんに聞いて下さい」